もう9月なのに、手足口病患者急増

手足口病の患者数が警報レベルを超え、静岡県は危機管理情報を発令したと、9月9日(金)、静岡新聞が報道しました。

 

この発令は、令和元年7月以来3年ぶりで、静岡県感染症対策課によれば、県内の定点小児科89施設で8月29日から9月4日の週に6.31人に上った。前々週3.84人、前週4.24人と推移し、今後の流行拡大の可能性を示しています。

 

手足口病は、ヘルパンギーナやプール熱と並び、三大夏風邪の一つとして知られております。過去には７月頃にピークがあり、この時期の患者急増は稀だそうです。

 

手足口病の症状は、発疹と発熱で、通常は数日で治るものです。主に幼児が感染するのですが、稀に大人にもうつることがあります。

 

 

手足口病の原因となるウイルスは、「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」です。このウイルスは、ノンエンブロープウイルスで、アルコールが効きにくいウイルスです。SS-P3EXはノンエンブロープウイルスにも効果がありますので、予防のために是非お試しください。

 

主な感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、排泄物を経由しての接触感染です。症状がある人はマスク着用の必要があります。用便後の衛生管理も重要です。トイレのドアノブ、便器、排水のコック、床、壁など、飛沫が付着しそうな所はまめにSS-P3EXせいけつさんスプレーを噴霧し、常に衛生に保つことが重要です。

手洗い、手指消毒も励行してください。

 

コロナ禍で、既にワクチンを打たれた方、特に2回3回と繰り返し接種した方は自己免疫ができにくくなっているので要注意です。
マスクを常時着用されている方も、免疫が下がっていますので気を付けてください。