SS-P3EXと次亜塩素酸水との比較
2022/04/26
新型コロナウイルスの流行が始まった時期に、厚生労働省が感染対策の一つとして、次亜塩素酸水による除菌消毒を挙げております。
次亜塩素酸水は、医療用機器、食品添加物殺菌料として、次亜塩素酸水製造装置が認められています。また、容器に入れられた商品として販売されております。
「水に戻るから安全」とよく言われますが、水に戻った時点で効果も無くなっていると考えるのが普通ですね。
次亜塩素酸水は、塩素ガスと水からできています。有機物や紫外線に触れたり、時間の経過とともに塩素ガスは消滅し、ただの水に変わります。要するに安全な状態では効果はありません。
次亜塩素酸水は、製造装置から大量かけ流しが原則と言われています。生成された直後の品質でのみ効果があるということです。
以下、幾つかの点で比較をしてみます。
1.保存性
- 【次亜塩素酸水】
紫外線・経時・温度による分解、未開封密閉・遮光・低温条件等により、1週間から半年程度 - 【SS-P3EX】
7年間の成分安定性を確認
2.有機物との反応
- 【次亜塩素酸水】
有機物と容易に反応するので、有機物が多いと殺菌力は著しく低下し、ただの水になってしまう。強酸性水は0.1%の有機物で不活性化してしまう。 - 【SS-P3EX】
5%有機物負荷試験、及び吸水ポリマー添加試験で有効性確認済み
3.使用方法
- 【次亜塩素酸水】
製造装置から連続供給し、掛け流しての使用が基本 - 【SS-P3EX】
対象物に直接噴霧、布等への吹き付け含浸液としての拭き取りなど様々な方法で使用できる。
4.費用対効果
- 【次亜塩素酸水】
極僅かな有機物と即座に反応するため、相当量を使用しなければ効果が期待できない。少量吹付では効果が期待できない。 - 【SS-P3EX】
成分が安定しているため少量で効果が期待できる。1回の噴霧量の少ない微噴スプレーを使用。
5.注意点
- 【次亜塩素酸水】
工場出荷時と使用時では塩素濃度の低下がみられるため、濃度検査が必要。有機物を徹底的に除去してから使用しなければならない。
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