驚くべき「チャーガ」の栄養成分
2022/09/28
チャーガには、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン類、ミネラル類、フラボノイド、リグニンなどがバランスよく含まれています。 中でも、β-D-グルカンとSOD酵素の二つが、チャーガの最も特徴的な栄養素と言えます。
以下、代表的な成分について、簡単に説明いたします。
β-グルカン
チャーガに含まれるβ-グルカンの量は、アガリクスやメシマコブに比べて4倍ものβ-グルカンが含まれています。β-グルカンはキノコ類に含まれる多糖類の一種で、人体の自然抵抗力を高める物質として一躍脚光を浴びています。β-グルカンの吸収は小腸で行われます。免疫細胞の一種であるマクロファージと結合することにより、体内への吸収量を最大化することができます。
SOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)
活性酸素を抑制するSOD酵素は、チャーガにはホウレン草の250倍・一般的な野菜ジュースの175倍・アガリクス茸の23倍の量が存在します。他の食品に比べ、桁外れに多く含まれているのがチャーガと言えます。
活性酸素は、細胞にとって毒性を持ち、細胞の損傷に関係すると言われています。老化の原因となったり、癌や生活習慣病にも密接なかかわりがあるとされています。
ベツリンとベツリン酸
この成分は、カバノキ属の樹皮からしか検出されない成分です。通常カバノキ属を人間が食することはありませんので、あまり耳にすることはありません。
カバノキ属の栄養を得て成長したチャーガを食すことで、人類は偶然にもベツリンとベツリン酸を摂取する機会を得たのです。 ベツリンとベツリン酸は、コレステロール値を正常に導くと言われております。また特定種の腫瘍に対して、アポトーシス効果が確認されています。(Wikipedia参照)
リグニン
リグニンとは、ポリフェノールの一種であり、また良質な食物繊維でもあります。リグニンは本来不溶性で、高分子のため人間の細胞内に入り込めないのですが、チャーガがもつ白樺由来の白色腐朽菌によって水溶性リグニンへと変化したものです 水溶性リグニンには脂肪に働きかける作用があり、ダイエットをサポートする物質としても注目をあつめています。
エルゴステロール
エルゴステロールは、ビタミンDの前駆物質で、様々なキノコに含まれている成分です。生シイタケを日光や紫外線にあてるとビタミンDに変換されることで広く知られてきた成分でもあります。 ビタミンDは、血液中のカルシウムやリンを骨や歯に運びます。ビタミンDは腸からのカルシウム吸収をサポートするため、腸の吸収力が低下している方によく処方されるビタミンです。
イノシトール
イノシトールは、ビタミンB群の仲間。無色透明の結晶で、なめると甘く感じる物質。糖尿病などが原因で体内でイノシトールが不足すると、神経症状が起こるなどの悪影響が知られています。
β-カロテン
β-カロテンとは植物に存在するオレンジ色の色素の一つで、よく知られている野菜では、人参に多く含まれます。体内でビタミンAに変化する抗酸化物質の一つで、健康に大きな役割を果たします。
フラボノイド
フラボノイドは、ポリフェノールの1種。抗酸化作用、デトックス作用、アンチエイジング、ストレス緩和、癌の抑制、免疫調整、血液浄化などの効果があるとされています。
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