原因不明の急性小児肝炎

　欧州を中心に、年初来、急性小児肝炎が急増しているようです。国内でも４月に入って感染例が報告されています。原因を特定するに至っておりませんが、或る程度の割合で、アデノウイルスへの感染が認められているため、アデノウイルス原因説が浮上しています。

　まだ断定はできませんが、仮にアデノウイルスに原因があるのであれば、SS-P3EXは予防に有効と考えられます。

　アデノウイルスは一般的にプール熱と呼ばれるもので、アルコールが効きにくいノンエンベロープウイルスです。

　SS-P3EXは汚染条件下を想定した負荷条件試験で、ノンエンベロープウイルスへの有効性も確認しています。